2018.02.24
コリジョンコース現象と外壁の劣化
どうも!川出です。
お家の外壁は一日に最低でも一回は目にすると思います。
買い物から帰った時。仕事から帰った時。遊びから戻った時。
外出をすれば自然と外壁は視界に入ります。
頻繁に目に入るものはいち早く異変に気付きやすい。
・・・と、思っていませんか?
少し前に「アハ動画」というものが流行りました。
これは何かというと、通常ではありえない場所が
動画の中で少しずつ変化していって、最初と最後では
全く変わってしまう動画です。
(「アハ動画」で検索するといっぱい出てきます。)
例えば、泥だらけのボールが外壁にぶつかって
一部だけ泥がついてしまった、といったような変化は
すぐ気づきます。
しかし、排気ガスの汚れやコケなど、徐々に
付着してしまう汚れは意外と気づきにくくなります。
これはなぜかというと、人間の目は
動いていないものを脳から削除してしまうためです。
この動画は、真ん中の緑の点をずっと見ていると、
周りにある黄色い3つの点が見えなくなってきます。
黄色い点は常に存在しているのに、周りの青色が動くことで
動かない黄色い点は脳がいらない情報として削除してしまうためです。
見通しの良い交差点で事故が起こる時がありますが、
これはお互いに同じ速度で走行している場合、自分の視界の中では
相手の車が動いていないように、常に同じ位置に見えます。
そのため、脳がいらない情報として勝手に削除してしまい
相手の車の発見が遅れて事故につながります。
(これをコリジョンコース現象と言います)
このように、ゆっくりとした変化には気付きにくいように
人間の脳はできています。
この変化に気付くのは、何かのきっかけが重要です。
例えばこのブログを見る事。
市民講座に行ってみる事。
「あれ、そういえばうちの外壁は大丈夫だったかな?」
と意識をして外壁を見ると、いつもだったら
気付かないような不具合に気付くようになります。
先の動画でも黄色い点が見えなくなった後
「黄色い点が3つあった」と意識するだけで、また見えるようになります。
もう一つ、劣化に気付きやすい状況があります。
それは「決定的におかしな部分ができてしまっている」時です。
例えばひび割れがどんどん広がって、外壁の一部が欠けてしまっているなど。
しかし、そこまで劣化が進んでしまうと、補修の料金も
比較的高くなってしまいます。
このブログを読んだ後「そういえばうちの外壁はどうだったかな?」
と、少し意識して外壁を見てみて下さい。
もしかしたら、深刻な劣化状況になる前のサインを
見つけることができるかもしれませんよ!
あま市・津島市・愛西市・稲沢市の雨漏り・外壁塗装なら安心と信頼のみわ建装まで!
株式会社 美和建装 http://www.miwakenso.co.jp/