2018.02.08
直下型地震と避難方法
どうも!川出です。
台湾でマグニチュード6.4の大地震が起こりました。
台湾の地震表示では7級。これは日本で言う震度7と
ほぼ同じ強さです。
震源地ではビルが傾いてしまったり、
死傷者の数がどんどん増えていき、かなり深刻なようです。
上の写真は、1階が丸ごとつぶれてしまっています。
今回の地震は直下型地震で、縦揺れが強くでたためかと思われます。
直下型地震とは、内陸の活断層で発生する地震で
震源地が浅くなりやすいです。
内陸で発生するため津波の心配はなく、半径20km~30kmの
狭い範囲で被害が発生するのが特徴です。
しかし、その発生するメカニズムから地震速報が間にあわない
場合も多く、また非常に強い縦揺れが起こるので
通常の地震よりも被害が大きくなりやすいです。
日本では阪神・淡路大震災がこの直下型地震でした。
日本の建物は「旧耐震基準」と「新耐震基準」があります。
1978年に発生した宮城県沖地震をきっかけに
1981年に耐震基準の見直しがされ、それ以前の耐震基準が
「旧耐震基準」それ以降の物が「新耐震基準」になります。
新基準の建物であれば、震度7以上の直下型地震が来ても
倒壊しないことが検証されています。
中古住宅を購入する際に1981年以降に建てられた物が良い
というのは、このためです。
建物自体が倒壊をしなくても、高い位置に置かれた物が落下し
怪我をする事も多いです。
揺れを感じたらすぐ机の下等に避難をしましょう。
意外と丈夫なのがトイレの中。
空間が狭く柱が多いので、部屋自体がつぶれてしまう
危険性が少ないです。
また、重いものがあまり存在しないため
落下物によるけがも起こりにくいでしょう。
その際、トイレのドアはあけっぱなしにしておくように!
扉が歪んでしまい、揺れが収まった後に脱出できなくなる
危険性があります。
南海トラフ地震の発生が予測される昨今。
防災準備を怠らないようにしましょう。
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