2018.02.01
雪国に金属屋根が多く採用される理由
どうも!川出です。
雪が積もった時、金属は普通の雨の時より
さびやすくなります。
これは水はすぐ流れてしまうのに対し
雪はその場にとどまるため、金属と
接する時間が長くなってしまうためです。
しかし、北海道や東北では金属屋根を採用している
ご家庭が7割なのだそうです。
これはなぜかというと、1つは瓦屋根だと
積もった雪の影響で瓦がずれてしまい雨漏りをしてしまうこと。
金属屋根であれば密封性が高いため、屋根材が
ずれて雨漏りをする可能性が低くなります。
もう一つは無積雪装置があるためです。
豪雪地帯では家屋がつぶれてしまう危険性があるため
雪下しが必須でした。しかし、雪下しをしている最中に
屋根から転落をしてしまう事故などが多く危険な作業です。
そこで、屋根に積もった雪を、屋根材を温めることで
溶かす無積雪装置が開発されました。
その場合、瓦よりも金属の方が熱の伝導率が高く
効率的に雪を溶かしてくれます。
そのため、7割の方が金属屋根を採用しているそうです。
また、屋根材の重さも関係しています。
瓦屋根の場合、平均的にその重さは車7台分に相当するそうです。
軽量といわれるコロニアルでも車2台分。
金属屋根にすると車1台分まで軽量化することができます。
瓦屋根から金属屋根に変えることで家屋の重心が下がり
耐震性能を上げることができます。
瓦屋根から金属屋根に変えた場合、柱を2割太くするのと
同じくらいの効果があるそうです。
柱を補足することができればその分居住空間も広くとることができます。
広い部屋の家を建てたい方は、屋根材を軽くするといいかもしれませんね!
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