2017.12.31
壁を長持ちさせたい方必見!ハイドロテクトの驚きの機能を徹底紹介!
「壁の塗料がはがれてきた」
「外壁を修理したいけどどうすればよいかわからない」
と外壁の劣化でお悩みのお客様はたくさんいらっしゃると思います。
「外壁塗装をしたいけど、塗料はどれを選べばいいのかわからない」という理由で、外壁塗装を後回しにしてしまっている方も多いかもしれません。
しかし、外壁を塗装するにしても、数ある塗料の中から条件に合うものを選出するのは、たやすい事ではありません。塗料には、屋根に熱が伝わるのを抑える遮熱加工ができるものや、防水性にすぐれているもの、汚れがつきにくいもの等様々な種類があります。
今回は汚れがつきにくく、壁を長期的に美しく保ちたい方におすすめの塗料「ハイドロテクト」についてお話しします。
○外壁塗装を怠るとどうなるの?
外壁塗装を怠ってしまうと、雨や風にさらされる事による浸食で、雨漏りなど、室内への被害も出てきてしまう可能性があります。
せっかくのマイホームを、メンテナンス不足で台無しにしてしまわないようにしなければなりません。
後々リフォームで高額なお金を支払わなければならない、という状況を避ける為にも、出来るだけ早い段階で外壁の塗り直しをする事をおすすめします。
○ハイドロテクトって何?
ハイドロテクトとは、光触媒を利用した、汚れのつきにくい自然に優しい塗料を指します。
「光触媒」と聞いてもあまりピンと来ない方も多くいらっしゃると思いますが、これは光を反射する事によって何かしらの効果が期待できる物質の事を指します。
このハイドロテクトは、「酸化チタン」とよばれる光触媒を利用した塗料です。酸化チタンは日焼け止めや歯磨き粉、お菓子のクリームなどにも含まれており、人体に影響はなく安心してご利用いただけます。
○光触媒とハイドロテクトの特徴
酸素チタン光触媒は、水になじみやすく、分解力に優れています。水になじみやすい事により、表面に汚れがついたとしても水が塗料の上に入り込むため、汚れと塗料の間に水の膜ができ、汚れを浮かすことができるのです。
また、有機物分解性という特性も持ち合わせているため、外壁の表面につく有機物や菌を自然に分解してくれます。
つまり、汚れが付着しても雨水で簡単に洗い流す事が出来るので汚れがつきにくくなり、抗菌作用もあることから、お手入れなしで外壁を美しく保つ事が出来るのです。
ハイドロテクトにあるこの機能は「セルフクリーニング」とよばれます。
また、酸素チタン光触媒は大気の汚染物質NOxを除去する作用も持ち合わせているため、空気浄化もする事ができます。空気清浄機能が高いとされているポプラの木15本分の正常能力があり、乗用車12台が排出するNOxを除去できるといわれているので、素晴らしい清浄効果です。
このようにハイドロテクトは太陽光や雨などの自然エネルギーのみを利用して「セルフクリーニング」や「空気浄化」をすることができ、メンテナンスによるお客様への負担も、環境への負担も軽い塗料なのです。
○ハイドロテクトのメリット
1.長い耐用年数
光触媒を利用する事により汚れにくくなっているため、その分長期的に綺麗な状態でご利用いただけます。耐用年数は下地の状況や思考医術に似寄ってかなり変わってきますが、この塗料自体の耐用年数は約20年と言われています。
現在外壁塗料の中でメジャーなシリコン樹脂系の塗料の耐用年数が約10年ら13年ですので、ハイドロテクトの耐用年数がかなり長い事がわかります。
また、光触媒を利用した塗料が最も耐用年数が長いので、利用すると維持費削減にもつながります。
2.環境に優しい
ハイドロテクトの特徴を説明したところでも述べましたが、この塗料は高い空気清浄機能と自然エネルギーを生かした汚れの除去をしている為、人にも環境にも非常に優しい構造をしています。
特に、最近は社会的に環境問題への関心が高まってきているので、環境への配慮が徹底されているこの塗料は人気が高まっています。
3.高い遮熱効果
光触媒は赤外線を反射する能力が高いです。したがって、私たちが太陽光を暑いと感じる原因である赤外線をしっかりと反射するので非常に涼しく快適過ごす事が出来ます。
一般的に遮熱効果の低い塗装ですと、昼日光を浴びている間、その熱を壁に蓄え、夜に放熱しています。
それにより、夏場は外壁の温度が50度近くにもなるといわれています。
この住宅の放熱問題は深刻で、地球温暖化やヒートアイランド現象といった気温上昇の要因となっており、日本だけでなく地球全体で悪化しています。
しかし、ハイドロテクトは日光を反射し蓄熱もしない為、約3.4度も低く表面温度を保つ事ができます。
つまり、この塗料を利用する事で、高い遮熱効果により、温暖化の対策にもつながるのです。
4.汚れにくい
これがハイドロテクトの最大のメリットともいえるかもしれません。手入れが不要で、勝手に自分で汚れを落としてくれる「セルフクリーニング」機能はお客様の維持費等の金銭的負担、及び定期的なメンテナンスのような体力的負担をかなり軽減する事が出来ます。
汚れにくいことにより、普段行うメンテナンスを削減できるほか、遮熱効果により室内の温度調節により発生する電気料金も大幅にカットする事ができます。
また環境問題にまで配慮できるというメリット盛りだくさんの塗料がハイドロテクトなのです。
○ハイドロテクトのデメリット
1.施工費が高い
光触媒を利用した特殊な塗料なので、一般的な塗料に比べ高額です。一軒家の大きさの平均38坪にかかる施工費で比較してみても、シリコン塗料による外壁塗装費用約40万〜50万に対し、ハイドロテクトの施工費は約1.5倍の70万ほどかかってしまいます。
しかし、維持費を考えると、初期投資にお金がかかるだけで、総合的に見ると経済的だという見方もできます。
したがって、こまめにメンテナンスをしたい方や、初期投資をあまりしたくない方には不向きかもしれません。
2.施行技術の差
どの塗料にもいえることですが、光触媒塗料は、特に施行技術が性能維持期間に大きく影響してきます。よって、必ずしも20年間メンテナンスが不要になるとは限りません。
また、あくまでも外からの汚れをコートしているだけですので、下地の耐用年数が塗料の年数より短ければメンテナンスが必要です。
3.サビに効果なし
光触媒は「抗菌・防臭・有機物の分解」に作用する為、サビには効果を発揮しません。よって壁付近に自転車やねじ等さびやすい物が置いてあれば、サビうつりの可能性がありますので注意が必要です。
4.雨水や日光のあたらない場所で効果を発揮しない
光触媒は太陽光や雨水により性能を発揮しますので、日光・雨水のあたらない場所は汚れやすくなってしまいます。
庭に大きな木が生えていたり、近くに別の建物があったりする場合は、効果を発揮する場所に偏りが出てきてしまうことを理解しておかなければなりません。
5.土砂汚れには対応できない
光触媒は有機系の汚れは分解するものの、無機系の汚れは分解しません。
よって、油汚れ等には効果抜群ですが、泥や砂等の無機系の汚れには対応できません。
施工費が高額なため、頻繁に壁をかえて気分転換したい方、一度のメンテナンスに高額な料金を支払いたくないという方にはハイデロテクトは適していないかもしれません。
また、この塗料は効果を発揮する環境もかなり限られてきますので、周辺を建物や木で囲まれ日光が十分に当たらないところでのご使用はあまりお勧めできません。
施行技術によって耐久年数が異なってきますので、業者の見極めも重要になってきます。
我が社では、工事の前にお客様と使用する塗料やカラーリングなどを一から話し合い、お客様のご要望に添った工事をご提案させていただいております。
事前の下地点検及び中間経過の点検、アフターサービスまで対応しておりますので、お困りの際はぜひお尋ねください。
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