2017.12.09
歪みに弱い建物
どうも!川出です。
前回、地面が氷ることでお家が歪むことをお伝えしましたが
お家が歪むとなぜいけないのか。
まぁ、イメージ的にあまりよくないというのはわかると思いますが
歪むということは、形が変わるということです。
形の変化に追従できるような素材でできていれば
歪んでもまた氷が解ければ元に戻りますが、
追従できない場合、ひび割れが起こり、そこから水が浸入。
家屋の劣化につながります。
なので、モルタルやコンクリートのような継ぎ目のない
外壁材などは歪みに弱いと言えます。
ALCのように継ぎ目にコーキング材のようなクッションがあれば
そこが力の逃げ道となり、ひび割れしにくいです。
このひび割れによる被害を最小限にする工夫として
あえて一部分に強度的に弱い部分を作り、そこに力を集中させ
力を逃がす、「誘発目地」というものがあります。
この誘発目地があることで他の部分にクラックが
発生しにくくなります。
歪みに弱い家屋の場合、塗装をする時は「防水塗料」がお勧めです。
これは塗膜がひび割れに追従してくれるので、
万が一ひび割れが起こってもその部分を塗膜がふさいでくれるので
水が浸入しません。
フッソや無機塗料の方がお値段は高いですが、
場合によってはそれらよりも住宅寿命を延ばす事ができるかもしれません。
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