2017.11.28
塗料は色をつけるだけではない?
下塗り作業をしている時に、
「あれ?ここ塗ってないんじゃないの?」
「いや、塗りましたよ?」
「でも、周りは白いのにここだけ何も塗ってないよ?」
なんて会話がありました。
塗料を塗っても、塗料が見えない場合があります。
おもに下塗り材に使われるシーラーと呼ばれる下塗り材は
モルタルやセメントなどの下塗り材に使われることが多いです。
この塗料は塗った当初は白色ですが、時間がたつと
塗ってあるのか塗ってないのか解らなくなります。
これは塗っても意味がないのではなく、塗料が
モルタルやセメントにしみ込んで固めるためのものだからです。
モルタルやセメントは乾くと細かい隙間ができます。
ここに塗料を塗ると、この隙間に塗料が吸い込まれ
色が付きにくくなります。
そのため、最初にシーラーを塗って、
あえてモルタルに吸い込ませ、
隙間でシーラーを固まらせることで隙間を埋め、
後から塗る塗料がモルタルに吸い込まれる事を防ぐ訳です。
(このような塗料を浸透性シーラーと言います)
他にもサビを防ぐものや凹凸を無くすものなど
塗料は色をつけるだけではなく、いろいろな役割を持った物があります。
それぞれの性質に合った塗料の使い分けが必要です。
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