2017.11.11
狐の嫁入り
どうも!川出です。
昨日の夜から雨が降り、今日も晴れ間に雨が降っておりました。
天気雨の事を「狐の嫁入り」といったりします。
これは「晴れているのに雨が降っている」不思議な状況が
狐に化かされているようだ、ということから始まり
「狐が嫁入りをする時には人目に付かないよう
雨を降らせて人を遠ざけるため」狐の嫁入りと
いわれるようになった、という説があります。
「狐の嫁入り」という話自体は人形浄瑠璃の話の中でもあり
江戸時代からそのような話はあるそうです。
誰もいないはずのところで不思議な発光現象があることを
「狐火」といいますが、この狐火も、狐が嫁入りする時に
提灯を掲げ行列を作っている、という空想上の話から発生しています。
この狐火の正体は「プラズマである」とか
「骨の中にあるリンが発行している」
「光の異常屈折によって発生する」などいろいろ言われておりますが
その原因は不明です。
今でなら「飛行機」だったり、「車のヘッドライト」で
説明が出来そうですが、江戸時代から言い伝えられる
「狐火」の正体はいまだ謎のまま。
また、このような不思議な光は世界各国でも目撃され
「ウィルオウィスプ」と呼ばれたりしています。
似たようなもので「不知火」というものもあります。
これは海でも沖の方で見えるはずのない光が見えるものを
指しますが、これは大正時代に蜃気楼の一種であることが判明しました。
蜃気楼は大気の温度差により光の進行方向が曲げられ
普段は見えない対岸が浮かんで見えたり、さかさまに見える現象です。
夏場によく見る「逃げ水」も蜃気楼現象の一種ですね。
あれはアスファルトの地面が直射日光によって高温となり
大気との温度差によって生まれます。
新潟県や山口県、三重県では狐の嫁入りを模した
祭事が行われているそうです。
縁結びや五穀豊穣のご利益があるそうなので
興味のある方はぜひ参加してみてくださいね!
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