2017.11.09
簡単にできる外壁劣化チェック!
風が強い日が続いていました。
弊社の事務所前の屋根も、トタンが風にあおられ
バタバタとしていました。
(明日社員で補修をやる予定です)
秋口になると、雲が少なくなり
外壁も直射日光にさらされる機会が多くなります。
今回の様に強風が吹くことも多く、
意外とお家にダメージを与えやすい季節でもあります。
今回は外壁における初期の劣化症状をお伝えします。
・チョーキング
外壁を軽く触った時に、手に粉状のものが付着することがあります。
これがチョーキングです。
通常、塗膜は顔料などの材料をシリコンやフッソなどの樹脂によって
固めている状態なのですが、樹脂が経年劣化によってなくなってきてしまうと
顔料や添加剤を固めることができず、触っただけで
そこに付着してしまいます。
これは外壁の防水性能が低下していることにもつながるので
近いうちにメンテナンスをされた方が良いでしょう。
・ひび割れ
ひび割れの原因はいろいろあります。
塗膜が乾燥、劣化して塗膜だけが割れている状態であれば
そこまで深刻ではないのですが、
そこから水が浸入したり、経年劣化によってできた
下地のひび割れは注意が必要です。
この見分け方としては、ひび割れの幅でおおよそわかります。
幅が0.3mm未満はヘアークラックと呼び、塗膜だけの
ひび割れであるケースが多いです。
0.3mmを超えてしまうと構造クラックと呼び、下地が
ひび割れてしまっている可能性が高くなります。
・色褪せ
塗料に含まれる顔料が太陽からの紫外線などにより
変質して起こります。
塗った当初よりも色が薄くなったり、
赤みがある物であれば白っぽくなってしまったりします。
紫外線による劣化が進行している可能性があるので
今後チョーキングしてしまうことが多いです。
この機会に一度外壁の健康状態を見てみましょう!