2017.11.09
日本人は奇数が大好き
どうも！川出です。
早いものでもう１１月。今年も残るところ２か月となりました。
１１月と言えば七五三ですね。
１１月15日に子供の成長を祝って行われる年中行事ですが、
今では前後の土日に行われることが多いようです。
（私は七五三が１１月に行われる事自体知りませんでした・・・。）
旧暦の１５日はかつての二十八宿の鬼宿日（鬼が出歩かない日）
とされており、何事をするにも縁起が良かったそうです。
また、１１月は収穫を終えて、その実りを神に感謝する月でもあり、
満月の日である１５日に、氏神へ収穫の感謝を兼ねて
子供の成長を感謝し加護を祈る事から始まったそうです。
日本人はなぜか「奇数」が大好きで、
「七五三」「三三七拍子」「１本締め」
「日本三景」「三種の神器」短歌の「五七五七七」などなど・・・
特に祭りや祝事には奇数が重んじられることが多く
「七夕」や「端午の節句」などの祝日も奇数月の奇数日が多いです。
そういえば日本の紙幣や硬貨も「奇数」が多いですね。
（二千円札だけ例外ですが・・・）
逆に中国では「八卦」「六道」など偶数の方が縁起が良いとされる
風習があるようです。
「陰陽道」でも偶数が「陽」、奇数が「陰」とされています。
（この場合はバランスの問題であり、
「陰」「陽」どちらがいいという話ではありませんけどね）
これは恐らくですが、日本の文化として
お互いがお互いに協力し合い、分け与えあう文化が
あるからではないでしょうか。
イメージとしてはケーキ二人で分ける時
きっちり同じ量で分けるのか、二人で一つのケーキを一緒に食べるのか、
といった違いでしょうかね。
自分だけが満足するのではなく、周りも満足できるよう
配慮ができる文化が背景にあるのかもしれませんね。
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