2017.10.25
台風の大きさと強さ
どうも!川出です。
近頃台風に関するニュースが頻発していますね。
今回の台風21号は10月には珍しく
超大型台風だったため、ことさら
話題になりました。
超大型台風と聞くと「風が非常に強い台風」という
印象ですが、超大型と大型の台風の違いはご存知ですか?
この基準は風速15m/s以上のエリアが
800kmあるかどうかで決まります。
大型は500km~800kmです。
なので、風が強くなくても全体的に風が
15m/s吹いていれば「超大型」の台風になります。
台風情報の中にヘクトパスカルという単位の数字があります。
この数字は気圧を示しており
数字が高い方が強いと勘違いされている方もいますが
これは数字が小さいほど強くなります。
何もない平常の気圧は1013ヘクトパスカル。
気圧は空気の密度と考えてください。
大気は常に一定の密度になるように動こうとします。
しかし、海の上で水蒸気が大量に発生したり
気温が急激に下がったりすると、空気の密度の
高いところと低いところが生まれます。
これが高気圧であったり、低気圧になります。
密度を保とうとして大気は動きますので
低気圧の所に空気が流れ込みます。
この時に発生する空気の渦が台風です。
空気の密度が低いほど、大量の空気が一気に流れ込むので
気圧が低い=ヘクトパスカルの数字が小さいほど
台風の強さは増す訳です。
特に940を下回ったらかなりの警戒が必要になりそうですよ!
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