2017.10.02
雨の日の塗装はなぜできないか
どうも!川出です。
じめじめした日が続いていますね。
塗装業者としてはこういう日が続いてしまうと困ってしまいます。
なぜ、雨の日に塗装ができないかというと、
①塗料が渇きにくい
湿度が高いと塗料の中の水分が揮発しにくくなり、
渇きにくくなります。さらに、雨が降っている日は
雲で日光が遮られ、気温も上がりにくいので
余計に塗料が渇きません。
②雨で塗料が流れる
塗料が渇いていない部分に雨水が当たってしまうと、
塗料が雨水で流れてしまいます。
見た目的にはわかりにくいですが、流れてしまうと
塗膜が雨水に当たっていないところに比べ薄くなります。
塗膜の厚みによって塗装の寿命は大きく変わります。
結果、塗膜の厚いところ、薄いところがまだらにできてしまい
見た目的にも良い塗装ができません。
③塗料の効果が発揮されない
これは塗料が乾かないということにもつながりますが、
しっかり乾燥できないうちに上から塗料を重ねてしまうと
後々塗膜がベロンと剥がれてしまったり、ひび割れが発生してしまう
ことがあります。
また、塗料が雨水と混ざって薄まり、本来の性能が弱くなります。
このようなリスクが大きいため、雨の日は基本的に塗装作業は
行うことができません。
梅雨時に工期が延びてしまうのはこのためですね。
屋内やマンションの廊下の壁などは塗装を行うことがあります。
雨水が当たらないような場所であれば、しっかりと乾燥時間を
設けることができれば塗装を行えるためです。
しかし一般宅の塗装の場合は、絶対に雨水が当たらないような場所は
なかなかありません。
そのためマンションやビルの塗装にくらべ、一般宅の塗り替えは
天候によって工期の変動が大きくなります。
時期によっては大幅に工期が遅れてしまう事がありますが
天気は我々では操作ができない部分になりますので
御容赦頂ければと思います。
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