2017.06.09
なぜ雨の日に塗装工事ができないのか?
どうも!川出です。
ここ数日不安定な天気が続いていました。
今日は久しぶりに青空が広がっています。
雨の日には塗装ができないので、皆さん予定調整に苦心をしているようですが
そもそも、なぜ雨の日に塗装ができないのでしょうか。
塗料は顔料、添加剤、樹脂を溶剤で液化して塗布しています。
この溶剤は水であったりシンナーだったりするのですが
雨が降ってしまうとこの溶剤の割合が増える、ということになります。
綺麗に塗ったとしても、雨によって塗料が希釈された状態になってしまう訳ですね。
そうなると塗料の粘度もおち、シャビシャビになってしまいます。
結果、塗料が流れ落ち、上の方は塗膜が薄くなる、ところどころマダラになる
などの弊害が出てきます。
「シンナーで希釈している物なら水を弾くから雨でも大丈夫なんじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
今度は塗料が分離をしてしまいます。
そうなると、のちのち剥がれが起きやすくなってしまったり、
色合いがおかしくなってしまったりと、塗装をするうえで
雨が降っている時に作業をして良い事がないのです。
ただし、雨の当らない室内であったり、マンションの通路の壁などは
作業を行うことができます。
そのため、雨の日は雨の日で影響のあまりない場所の作業を行っています。
「一日でも早く工事を終わらせたい!」というお気持ちはわかりますが
天気には我々も勝てませんので、御理解を頂ければと思います!
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