2017.06.05
サイディングのひび割れは自分でなおせる?
どうも!川出です。
今の日本の家屋の80%近くが窯業系サイディングを採用しています。
それだけコストパフォーマンスに優れ、性能も申し分ないのですが、
日頃からのお手入れが必要になる素材でもあります。
良く見かける劣化症状としては、チョーキングやひび割れなどですね。
とくにひび割れは見た目的にも目立ち、実際に
雨水が浸入しやすい状況になってしまうため、早めに処置をしたいですね。
ひび割れの治し方としては、
①ひび割れ部分を(断面で見て)U字にカットし、ケレンを行う
②割れ目にプライマーを塗布
③シーリングを充填する
④モルタルで表面を均す
という工程を踏みます。
「ちょっとした物なら自分でやろうかな」と思われる方もいるかもしれませんが
あまりお勧めはしません。
しっかりとひび割れ補修をするとなると、一回ひび割れの溝をカットして
断面から見るとUの字になるように掘ります。
そうすることでシーリングの密着性などが高まり
よりしっかりとした補修を行う事が出来るようになるのですが、
今までやったことのない方が行うには難易度が高く、
また途中で「やっぱり業者さんにお願いしよう」となった時に
処置が難しくなります。
また、上から塗るモルタルの色も、もともとの外壁の色と同じものを
探すのは難しく、補修跡が大変目立ってしまいます。
そのため、モルタルの上から塗装を行うことになります。
一部分だけの塗装では、周りとのバランスがとれずこれもまた
目立ってしまうので、一面すべて塗装した方がよいでしょう。
そうなると、結局足場を立てなければならなくなり、
自身で補修を行うメリットがなくなってしまいます。
そのため、最初から業者さんにお願いをして補修を行った方が
間違いはないでしょう。
ひび割れは外壁の寿命を大きく縮めてしまう劣化原因の一つです。
ちゃんとした補修をしてあげてくださいね!
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