2017.04.04
屋根は登ってみないとわからない
こんにちは、末廣です。
4月になり、昼間は少し暖かくなってきましたね。車の中だと暑いくらいです。
さて、先月に完工した現場をご紹介させていただきます。
こちらのお客様は、年明けに基礎巾木の塗装をご依頼いただいたお客様からのご紹介で、
担当させていただきました。
雪止め金具の取付けを検討されているというお話でお伺いしたのですが、屋根に登ってみると、
トップライトの下の板金に穴が開いている箇所や、屋根の一部に使用されているスレート瓦に苔・カビ、
棟板金には釘浮きが発生していました。
5年ほど前にハウスメーカーさんで塗り替えをされたとのことでしたが、
なぜか屋根はメンテナンスされていない状態…。
お施主様は、弊社以外にもハウスメーカーさんを含めて何社か雪止め金具の見積りをされていたのですが、
弊社のみがこれらの劣化状況に気づいて報告させていただいたこともあり、
工事のご依頼をいただく流れとなりました。
屋根の上の状況は、外壁と違い普段見る機会がないので、お施主様もビックリされておりました。
特にトップライトの下の板金の穴に関しては、雪止め金具取付けの相談が無ければ、この劣化状況に気づかず、
雨水が侵入し続けて雨漏りに繋がった可能性を考えると、今回このタイミングで発見できて本当に良かったです。
その穴の開いている箇所には、ステンレス製の板を被せてメンテナンスしました。
スレート瓦の苔・カビはしっかり清掃してから、耐候性の高い無機塗料で塗装し、
釘浮きがほとんどの箇所に発生していた棟板金については、浮きが生じにくいビスに全箇所打ち替えし、
瓦と同じ無機塗料で塗装しました。
また劣化というわけではないですが、屋根の谷板金が長すぎて、
強風時に煽られている様子だったので、適切な長さにサービスでカットさせていただきました。
もちろん、当初のご依頼の雪止め金具もしっかり取付けさせていただきました。
「これで工事完了!」と思った工事最終日に、屋根に漆喰がボロボロと落ちているのを発見…。
お施主様に状況をお伝えさせていただくと、「この機会なので、漆喰の補修もお願い!」ということで、
足場解体予定日の前日に、急遽、漆喰の補修もさせていただきました。
なにはともあれ、無事に工事が完了し、お施主様にご満足していただけて良かったです。
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