2017.02.02
【そのタスペーサー必要ですか?】タスペーサーがいらない屋根!
どうも!川出です。
前回、タスペーサーの有用性についてお話をさせて頂きましたが、
タスペーサーを使用しない、できない屋根もあります。
今回はタスペーサーを使用しない条件をお伝えします。
←これがタスペーサーです。
これを、瓦と瓦の隙間に差し込むと、赤丸の部分がバネになり
瓦を持ち上げることで、塗膜による接着を防ぎます。
当然、瓦の隙間がこのバネの範囲よりも広がってしまっていると
タスペーサーの意味がないため、使用ができません。
しかし、そこまで隙間が広がってしまっているのであれば、
そもそも縁切り自体が必要がないともいえます。
この場合はタスペーサーが必要ありませんので、当然見積もりにも
タスペーサー代はありません。
また、傾斜が緩やかな屋根の場合。
この場合はタスペーサーをつけることで屋根材が破損してしまったり、
設置しても十分な効果を発揮できないケースがあるためタスペーサーは使用しません。
あと、今回が初めての塗装の場合。
この時は瓦同士に十分な隙間が確保されている事が多いため
タスペーサーは必要ありません。
2回目以降、塗膜が厚くなってきて瓦同士の隙間が狭くなった時に
タスペーサーは使用します。
確かにタスペーサーは便利ですし、使用するべきものですが、
このようにケースによっては使用しない事があります。
必ずしもスレート瓦にはタスペーサーを使用するという訳ではなく
状況に合わせて判断させていただいていますよ!
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