2017.01.28
【メンテナンスはいつ行う?】外壁メンテナンスのタイミング!
どうも!川出です。
サイディングの外壁にはメンテナンスが不可欠!ということを前回
お伝えしましたが、では、そのメンテナンスはいつ頃?というお話を
させて頂きます。
このメンテナンス時期は、実際にその外壁に何を塗布したか
何によって防水機能を持たせていたのか、によって大きく変わります。
塗料にはアクリル塗料、
ウレタン塗料、
シリコン塗料、
フッソ塗料、
無機塗料、
光触媒、
ピュアアクリルなど、数多くあります。これらの塗料名は一部を除き、
その塗料に含まれている樹脂によって分けられています。
塗料には顔料、添加剤、樹脂、溶剤の4つで構成されます。
塗膜の寿命を決めるのはこの中の樹脂。
アクリル塗料なら樹脂にアクリル樹脂を、シリコン塗料ならシリコン樹脂を
使用しています。
無機塗料は顔料に無機質(炭素を含まない素材。紫外線に対する劣化が少ない)を
使用した塗料なので、無機塗料だから長持ち!というのは誤りです。
中には無機顔料を使用しているけどシリコン樹脂を使っている物もあり、その場合は
メンテナンス時期はシリコン塗料と変わらなくなります。
大体の目安としては、アクリル塗料は3~5年。
ウレタン塗料は5~7年。
シリコン塗料は7~10年。
フッソ塗料は15年以上と言われています。
耐用年数が長い無機塗料にはフッソ樹脂を使用されている場合が多いため
無機塗料もフッソ塗料と同じくらいの耐用年数で書かれる事が多いのです。
外壁に塗料を塗る目的は、水の浸入を防ぐ事。
防水性をサイディングに与えるために塗装を行います。
外壁を触って、手に粉がつく状態は「防水性がなくなりました」というサイン。
時期になったら外壁を触ってみて、手に粉がついたらメンテナンスを行いましょう!
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