2017.01.27
新築検討の方必見!サイディングのメリット・デメリット
どうも!川出です。
今建てられているおうちの8割が「窯業系サイディング」と呼ばれる外壁材を
使用している事はご存知ですか?
コストパフォーマンスが高く、デザインも多種多様でオシャレな外見を
演出する事が出来るので大変人気です。
しかし、サイディングについて詳しい方はなかなかいません。
今回はサイディングのメリット、デメリットについてお伝えします。
サイディングの成分は80%がセメント、20%が繊維質や増量材でできています。
セメントには防水性がなく、すぐ水を吸い込みます。そのため、表面を防水加工する
必要があります。新築時にはアクリル系の塗料を使用される事が多いですね。
サイディングのメリットは何と言ってもデザイン性の良さ。
セメントでできているので、さまざまな形の外壁を作る事ができます。
また、密度が高いため耐震性や遮音性、耐火性もも高いです。
外壁の模様があらかじめ付いているボードを張り合わせていくので、
現地で組み合わせれば完成。その上から塗装などをする必要もないため
工期を短縮でき、工賃も他の外壁材に比べ安く抑えられます。
職人さんの腕によって差が出にくく、均一の品質を得られやすいのもメリットですね。
しかし、冒頭にお伝えした通り防水性能はサイディング自体にはありません。
そのため定期的なメンテナンスが必須になってきます。
さらに、ボードを組み合わせる形になるため、基本的にはつなぎ目が存在し、
そのつなぎ目に使用されるコーキングのメンテナンスも必要です。
(コーキングが必要ないサイディングも存在します)
メンテナンスを怠ると、外壁が反り返ってしまったり、ひび割れを
引き起こしてしまい、そうなってしまうと外壁を全面張り替えしなければいけなくなってしまうことも。
全面張り替えですと、かかる費用が跳ね上がります。
また、熱がこもりやすく蓄熱性が高いため、室内温度も上がりやすいです。
夏場などは濃い色ですと60℃を超えてきてしまうため、塗り替えを行った際に
この温度が原因で不具合が起こったケースもあります。
まとめると
メリット
・オシャレな外見を演出しやすい
・初期費用を抑えやすい
・均一な品質を得られやすい
・耐火性、遮音性、耐震性に優れている
デメリット
・定期的にメンテナンスが必要になる。外壁材以外にもメンテナンスが必要。
・蓄熱しやすく室内温度が上がりやすい
ランニングコストはかかりますが、初期費用は抑えられますし、
ちゃんとメンテナンスしてあげれば優秀な外壁材と言えますよ!
あま市・津島市・愛西市・稲沢市の雨漏り・外壁塗装なら安心と信頼のみわ建装まで!
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