2017.01.24
光触媒塗料について~デメリット~
前回は、光触媒塗料のメリットについてお話ししました。紫外線により汚れを分解し浮かせ、雨が降るだけで洗い流すことができるようにする効果(セルフクリーニング効果)をもつ光触媒塗料。環境に最も優しい塗料といえます。さらに、耐用年数も長いので、機能面も優れています。まさに次世代の塗料である光触媒塗料なわけですが、大きなデメリットがあります。
まずは、光に当たらないと、光触媒塗料は効果が薄いという点です。光が当たってはじめて、有機物分解をし、塗膜表面は超親水状態になるのです。日陰部分にある場合は、光触媒塗料は最大の効果を発揮することはできません。
また、当然ながら、雨が降ることではじめて、汚れが洗い流されます。そのため、雨水が外壁に触れることが前提です。したがって、雨が降っても、雨水が当たらない壁は有機物を分解することはできたとしても、セルフクリーニング効果は期待できません。
そして、分解能力が限界に達すると、分解できません。たとえば、無機質系の汚れの場合や多量の汚れなどは、分解することは難しいかもしれません。
いかがでしょうか?光触媒塗料にも限界があるということです。しかし、光に当たること、雨水に当たること、有機物であることなど、これらの条件を満たすことができれば、光触媒塗料は最も優れた塗料の中の一つでしょう。
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