2016.12.18
陸屋根 ウレタン防水。
こんにちは、浅井です。
12月に入り寒さが一段と厳しくなってきましたね。
私が担当をさせていただいている現場のご紹介を
させていただきます。
あま市木田、M様邸。
M様は知人の方から当社の評判をお聞きになられ、
工事のご依頼を当社にしてくださりました。
こちらの物件は外壁の塗り替え、陸屋根の防水層を
ウレタン防水通気緩衝工法、玄関ポーチ軒天ボード張り替え、
玄関ドアクローザー交換、玄関照明取り替えをしました。
外壁の塗り替えで使用した塗料はアステックペイントのプラチナEC
コート5000EXです。
主な特徴は遮熱機能、そして伸縮性がありひび割れに強く、耐久性も
アステックペイントのEC-5000PCMよりも高い塗料になります。
玄関ポーチの軒天は防水層のひび割れから雨水がまわり腐食をしていました。
軒天材を全て捲り、下地をやり直してからケイカル板を貼り、塗装をしました。
その時に劣化をしていた照明も交換をさせていただきました。
今回のM様邸のような陸屋根でベランダにアルミ手摺が付いている
場合は手摺もしっかりと処理しないと雨漏りをするので注意が必要です。
雨漏り対策のやり方はアルミの支柱下部に穴を開けて発砲ウレタンを充填します。
↑ 発砲ウレタン充填 施工中
アルミ手摺には部材の継ぎ目に隙間があります。
その隙間から水が侵入をすると支柱内部を水が伝い
雨漏りを引き起こします。
それを防ぐために支柱下部に小さな穴を開けて
発泡ウレタンを充填します。
もし支柱内に水が浸入をしても発泡ウレタンが受け止めて
くれるので室内への水の侵入を防いでくれます。
話しが変わりますが、防水工事をしたにも関わらず防水層に
不具合が生じた方のご相談で多いのが、
改修ドレンを取り付けてられていないケース。
陸屋根での雨漏り原因で一番多いのはドレンに起因するものです。
一番のウィークポイントを処理されていない残念な施工をよく見ますので、
お見積りに改修ドレンの取り付けが入っているか確認してください。
↑ 改修ドレン取り付け状況
他には立ち上がりと平部の取り合い(入隅)にはテンションがかかるので
ウレタン防水の強度を高める為にクロスを入れます。
ウレタン防水にも施工の仕方は色々あるので一概に金額で
判断しないようにお気を付けください。
密着工法なら補強クロスを入れて施工するのか入れないで行うのか。
はたまた密着工法ではなくて通気緩衝工法なのか。
そして改修ドレンはつけるのか。立ち上がりに補強クロスを入れるのか。
入隅や各所取り合いの処理はどうするのか。
話をまとめると「防水工事も奥が深い」
ということです(汗)!!
ちなみに下の写真はM様邸のサッシ付近の写真です。
この中で雨漏り対策として最低限しておいた方が
いい補修は何でしょう?
・サッシ枠まわりのシーリング補修。
・壁のひび割れ補修。
他にもまだあります。
このタイプのサッシには私は必ず
見積りにその処理も入れています。
わかりますか???
あま市・津島市・愛西市・稲沢市の雨漏り・外壁塗装なら安心と信頼のみわ建装まで!
株式会社 美和建装
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至誠にして動かざるものは 未だこれあらざるなり