ブログ blog

どうも！川出です。

塗り替えをする時に一番楽しみでもあり、一番頭を悩ませるところは

何色に塗り替えをするのか、ということだと思います。

実際に塗りあがってから、「なんか違う・・・」と思っても

もう手遅れになってしまいます。

そんな、「なんか違う・・・」を防ぐ方法をいくつかお伝えいたします。

 

・色見本帳で色を決めない

 

塗料には色見本という、小さいパターン表があります。

これには数百パターンの色が記載しており、それぞれに名前が付いています。

既存の色が何色なのか調べる際にはこのパターン表を実際に合わせてどの色なのか調べ

その色の名前を塗料メーカーに伝えることでほぼ同じような色を作ることができる

というわけです。

しかし、これから塗り替えを行う際にこの色見本だけを使うのは少々危ないです。

なぜかというと、人間の目は面積が大きいほど、鮮やかに、濃く見えるという

特徴（錯覚）があるためです。

これを面積効果といいます。

大体の色の方向性（暖かいイメージにしたいのか、クールなイメージにしたいのか）

の検討に使用するのであれば大丈夫ですが、色見本だけで決めてしまうと、

持っているイメージと違ってきてしまう可能性が高くなります。

これを防ぐためには、ある程度大きめの見本板を作成することでしょう。

有料になってしまうケースがほとんどですが、実際に塗ってしまってから

後悔するよりも見本板を取り寄せ、確認しながら行った方が、

より満足のできる塗り替えができるでしょう。

 

・太陽の下で見る

 

人間の目は物質に当たった光の反射で物を見ます。

反射される光によって見え方は変わります。

最近は違ってきていますが、ちょっと前ですとトンネル内にはオレンジ色の蛍光灯が

使用されていたことは覚えていらっしゃいますか?

あれは、オレンジ色の光の方が排気ガスなどに遮られにくく、遠くまで見えるためです。

トンネル内では色よりも遠くまで見えることが重要なためオレンジの色を採用していました。

しかし、その光の中では赤いものが黒ずんで見えてしまいます。

同じように、蛍光灯の光と太陽の光では、見え方が変わってきます。

見本板が届いたら、夜に蛍光灯の下で見るのではなく、太陽の下で一度確認した方が良いでしょう。

 

・カラーシミュレーションを行う

 

最近ですと、玄関部分だけ色を変えてみたり、幕板から上の部分の色を変えるなど、

複数色を使用した塗り替えが多くなっております。

一部分だけ色を変えることでアクセントになり、よりおしゃれに、存在感のあるお家になります。

しかし、配色を間違えてしまうと、どうも違和感のあるちぐはぐしたイメージになってしまいます。

実際に色を替えたらどのように見えるのか、カラーシミュレーションをしてみるとよいでしょう。

カラーシミュレーションとは、現在の家の写真をデジタルカメラで撮り、

パソコン上で外壁の色を塗り替えする配色に合わせて変えることです。

こうすることで、実際に塗り替えた後の家のイメージがつかみやすく、

お気に入りの配色を見つけることができるでしょう。

 

お家の色を変える機会はなかなか無いものです。

じっくり考えて、納得のできる塗り替えを行いましょう！

 

あま市・津島市・愛西市・稲沢市の雨漏り・外壁塗装なら安心と信頼のみわ建装まで！

株式会社　美和建装
http://www.miwakenso.co.jp/