2016.10.05
第3回ペインターズインタビュー
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ペインターズ・インタビュー
~職人の原点~
通巻003号 発行者:株式会社 美和建装
サイト:http://www.miwakenso.co.jp/
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ペインターズインタビューは、美和建装がいつもお世話になっております
職人さんにインタビューを行い、職人さんがどんな想いで仕事をしているのかを
知って頂き、お客様と職人さんとの関係が、より良いものになって
頂ければと思い、発行しております。
第3回目の職人さんは熊崎さんです。
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川出: 塗装職人になって何年になりますか?
熊崎: 高校卒業してからだから、もう17年位になるかな?
たまたま高校の頃の友達が塗装のバイトやってて、「一緒にやらないか?」って
誘われたのがきっかけですね。
それから高校卒業して仕事を探してる時に、やっぱりやったことのある仕事の
方がいいなって思って塗装の仕事を始めました。
その頃の友達がいなければ塗装の仕事をやってなかったと思いますよ。
川出: そうなんですか。ちなみにビルと一般宅だと、どちらの方が仕事が多いですか?
熊崎: 僕はほとんどビルだね。大体一年で10棟・・・いや、もうちょっとあるかな?
ほぼ全部マンションとかビルだね。
川出: 一年で10棟もこなすんですか!?
その中で印象に残っている現場とかありますか?
熊崎: そうだねぇ、美和建装さんの仕事じゃないんだけど、岐阜の方であった
40階建てのビルを塗ったのは強烈に覚えてるね。
川出: 40階建てだったら相当高いですね。
熊崎: 高さもあるけど、足場がなかったのよ。
川出: ・・・え?それってどうやって塗るんですか?
熊崎: 足場がないもんだから、命綱つけて壁に張り付きながら、
ローラーで塗ってましたね。
川出: それは・・・きついですね。
熊崎: まぁ、それが原因ではないけど、その会社さんとは合わないなって
なって、独立をすることにしたんです。大体それが9年前かな。
川出: 美和建装とはそれ以来の付き合いということですか。
熊崎: 独立してからの付き合いだとそのくらいだけど、実は僕が二十歳のころから
美和建装の社長は僕のこと知ってたみたいだけどね。前の会社に勤めてた
頃に一度現場が一緒になって、その時の事を覚えててくれてたみたいで。
川出: そうだったんですか。
最後に、今後の目標はなんですか?
熊崎: 60歳くらいまで現役で働きたいね!
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美和建装と繋がりのある職人さんに、親子孫、三代で塗装業を営んでいる
藤岡さんという方がいます。その初代の方は生涯現役を体現している方で、
まさに職人の中の職人。今も現場で奮闘していらっしゃいます。
将来的にあの人みたいになれたらかっこいいよね、と熊崎さんは
語っていました。
私も少しだけ職人さんの手伝いなどをさせて頂いたことがあったのですが
一日の仕事が終わった後の片付けだけでも大変だった記憶があります。
塗装業における生涯現役は、並大抵の苦労ではないと思いますが、
熊崎さんも藤岡さんを超える職人を目指して頑張ってくださいね!