2016.10.02
屋根の色~なぜ暗い色がつかわれるのか~
ご自宅の周辺宅の屋根の色を見渡してみてください。
使われている色の多くは、暗めの色が多いと思いませんか?
実は今も昔も、住宅の屋根の色は暗い色が多いのです。
今日は、『なぜ日本の住宅の屋根は暗めな色が多いのか』をお話します。
そもそも昔は瓦を使用した家がほとんどで、瓦に使われていた素材が灰色やいぶし銀でした。
その昔の色の名残なのではないか、というのが理由の一つです。
また灰色は、熱反射率が高いとされています。屋根は家の構造のうち、最も熱を受ける部位であるため、熱を反射してくれる色が選ばれやすいことは妥当な選択だといえるでしょう。
暗めの色とは反対に、赤や青などの原色に近い色が選ばれない理由もあります。それは直射日光による色褪せが早いため、汚れなどが目立つというところにあるとされます。
上記の事柄を踏まえて、家屋の屋根になぜ暗めの色ばかりが使用されるのか、納得いただけましたでしょうか。
屋根にダーク色を使用することに抵抗を感じる方もいらっしゃると思います。ですが、以上のような背景を知り、昔ながらの瓦の色が引き継がれていると考えれば、黒や灰色も趣があると感じるのではないでしょうか。
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