2016.10.01
外壁を防水する方法~コーキングの巻~
前回までは壁自体を防水する工法をご紹介してきました。
ですが外壁を防水するのに、見落としがちな部分があります。
それはコーキング材もしくはシーリング材と総称される外壁の一部です。
そもそもコーキング材とは、水密、気密のために隙間を埋める合成樹脂や合成ゴム製のペースト状の材料のことをいいます。
外壁の素材が温度や湿度の変化のために伸び縮みしたり、地震などの災害によっては位置がずれたりすることがあります。
そこで外壁の動きに柔軟に対応するコーキングは、気密性や防水性を確保するためにも非常に重要な役割を担っているわけです。
コーキングの耐用年数は3~5年と言われていて、しわやひび割れ、剥離などが現れたときには張り替えることをおすすめします。
コーキングの打ち替えには2種類の方法があります。
一つは、既存のコーキング材をすべて取り除いてから新しい材を打ちかえる工法と、もう一つは既存のものに新しいのを打ち増す施工です。
違いは、打ち増しのほうが、工事期間が短いことや費用が安く済むことにあります。
ですが、劣化したコーキング材のうえに新しいものを加えても、効率的に効果が得られるかは不安なところですよね。
なので、コーキングについては、既存のものは取り除く打ち替えを施すほうがより安全で安心でしょう。
いかがでしたでしょうか?
ひとえに外壁の防水といっても、さまざまな施工があり、見落としがちな点も多いでしょう。
良い業者選びをするためにも、こういった簡単な知識だけでも事前に身に着けておくと役立つかもしれません。
大切な家を守るためにも、定期的なメンテナンスはお忘れなく。
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