2016.09.13
保険を利用した施工の注意点!
どうも!川出です。
以前、保険を利用したメンテナンス方法の更新を行いましたが、
それに伴ってまたお伝えしなければいけない大事な事があります。
それは、火災保険を使ったメンテナンスを装う悪徳商法です。
この手口は、最初は
「台風などで被害に遭った場合、自己負担額0円でメンテナンスができますよ!
見積もり(現地調査)だけならタダなのでやりましょう!」
といって上がりこみます。
そして、ここがダメですね、ここも傷んでますね、全部合わせて○○万円かかりますが、
火災保険で治しちゃいましょう!と言ってきます。
その場合、「保険会社にこういう風に伝えてください」と言ってくるかもしれません。
で、申請が終わったとたん、「では着工しましょう!」と言って工事に着手します。
この段階でキャンセルをしようとすると、保険から支払われる金額の50%を
キャンセル料として請求される・・・。
この場合の注意点は3つあります。
まず、「保険会社にこういう風に伝えてください」という指示。
保険会社は、あくまで台風によって起こった損失にのみ適用されます。
瓦が風でずれた所の補修は保険がおりますが、かといって屋根全面塗り替えなどは
保険がまずおりません。
ここで事実と違う内容を保険会社に伝え、保険金がおりた場合、
施工店の指示があろうが無かろうが、伝えた施主様に詐欺罪が適用され、
訴えられる可能性があります。
2つめ。そのように保険が全額おりると決まっていないうちから工事に着手して
いざ保険金が下りないとしても施主様に全額請求する施工店もあります。
保険がおりる事が確定する前に着工したがる施工店はやめておいた方がいいでしょう。
3つめは、キャンセル料をせしめようとする施工店。
これを防ぐには契約書を必ず熟読し、コピーを手元に置く事です。
その中に現地調査後のキャンセル料の発生などに関する記載がないのか
チェックしましょう、
ないとしても契約書を全部持って行ってしまい、確認ができないように
する施工店も中にはあるようです。コピーは手元に置きましょう。
火災保険で全面塗装などは全額適用できませんが、足場の組み立て代などは
保険が適用され、その足場を利用しての塗装も可能です。
すべて自分で負担するよりはかなりお値打ちに施工ができるのも事実なので、
正しく保険を利用しましょう!
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株式会社 美和建装
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