2016.09.02
サイディングの種類②金属系
前回、サイディングの種類の中でも窯業系をご紹介しました。
今回は金属系をご紹介します。
金属系は金属板でできた板です。
表面はガルバリウム鋼板やアルミニウム製で、裏面に断熱材を入れたものが多く、
金属系の最大の特徴はその軽さです。
窯業系サイディングに比べても、その重量は1/3程度だと言われています。
そのため建物への負担が少なく、地震などに強いです。
また、金属系は水や音に強く、防水性や防音性にとても優れているのです。
さらに、寒さに強く外壁の表面が凍ることで劣化する凍害の心配があまりいりません。
金属系サイディングのデザインは金属の素材を活かしたシャープなデザインから、石積み調など風合いのあるデザインまでさまざまなデザインがあります。
自分の個性を出すことも可能でしょう。
ただ、金属系サイディングも窯業系サイディングと同じように塗装の塗り替えやコーキングの打ち替えなどのメンテナンスを必要とします。
定期的な点検とメンテナンスを怠らないようにしましょう。
外壁材を何にしようか悩まれる方は多いでしょうが、それぞれが持つデザインや機能性をしっかり理解した上で選ぶようにしましょう。