2016.06.12
窯業系サイディングって何？
サイディングには、材質の違いで窯業系サイディングや金属サイディング、塩ビサイディングなどの種類があります。
窯業系サイディングとは、セメント質と繊維質を主な原料にして、板状に形成したものであり、成形段階で抄造法や鋳込法、押出法などにより豊富なバリエーションの模様がつけられ窯で高熱処理されます。
サイディングのメリットは湿式モルタルのような乾燥期間が無く工期が短縮でき、コストが比較的安いメリットの他に、工場で大量生産している為にサイディング自体が安価で、製品の品質にばらつきが無く均一であるメリットもあります。
又、比較的軽量なので建物への負担が少なく地震に強く、製造過程で高熱処理されているの為に防耐火性が高いとされています。
その為、一般的に高さ13m以下の木造軸組み工法や枠組壁工法の住宅、低層の鉄骨造の建築物に多く使用されている外壁材です。
しかし、サイディングのデメリット素材感の無い家に仕上がったり定期的なコーキング工事を行なわなくてはならず、内部に含侵した水分が凍結し膨張によって外壁の破損する可能性があります。
特に寒冷地で使用出来ないサイディングもあります。
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