2016.06.06
雨漏り
こんばんは 池田です。
今週の天気を見たところ雲マークや傘マークが大量ですね(笑
この季節に診断の御依頼が多くなるのが雨漏りです。
雨漏りといえば天井に染みが出来てポタポタと落ちてくるイメージですが、実はそのずっと前から漏っていることも少なくありません。
壁のひび割れやコーキングの劣化などさまざまな原因で雨は家に侵入してきます。
1箇所を修繕しても他の箇所と連動していて雨漏りが直っていない・・・なんてことも多いです。
その中でも塗装したから安心とはいかないのがスレート瓦です。
過去に何度も出てきておりますが、縁切りやタスペーサーを使って施工をしないとすぐ雨漏りします。
タスペーサーについてはこちら!
じゃあタスペーサーを入れて塗装をすれば安心なの?と言われるとそうでもない場合があります。
そこがこのスレート瓦のけっこう厄介な特徴で遡ること10年以上前、2004年より以前に建てたお家であればこのスレート瓦は厚さ4.5mmとかなり薄く軽く耐震性に優れ、塗装は必要だが丈夫ということで非常に革命的な瓦でした。
しかし、皆さんも一度は耳にしたことがあると思いますが、内容成分の15%がアスベストで形成されているためアスベスト問題によりグラスウールやロックウールなどの代替品が使われることになりました。
(かなりどうでもいいですけどこの素材「ロックグラス」って覚えると覚えやすいです笑
なので今、築がちょうど10年~2,3年のスレート瓦はかなり脆く経年劣化によるひび割れがひどかったり、踏んだらバッキバッキ割れてしまいます。
塗装施工中にバッキバッキと瓦が割れてしまっては元も子もありません。
全部が全部そうだと言い切れませんが、一度診断してもらいこの時期のスレート瓦であれば塗装ではなく上から新しい瓦を被せるカバー工法という施工が望ましいかもしれません。
津島市の雨漏り・外壁塗装なら安心と信頼のみわ建装まで!