2016.03.01
暦の豆知識
どうも!川出です。
池田さんが閏年について書かれてましたが、実は閏秒というのもあります。
また、閏年にオリンピックが開催され、アメリカの総選挙も行われます。
さてさて、閏年の話題が出たので、今回は暦についての豆知識を書いてみようかと。
皆さんは30日で終わる月と31日で終わる月がある事はご存知ですよね?
覚え方としては にしむくさむらい(2月,4月、6月,9月、11月=士月)の月は
30日以下というのがあります。
これ、なんで偶数月は30日にして奇数月は31日にしないんだろう?って思いません?
実はこれは大昔、奇数月が31日、偶数月が30日でした。
そして2月は最後の月とされていたので、帳尻合わせで29日でした。
(これは当時、日付はあくまで収穫の目安のためであり、収穫の関係ない月はどうでもよかったためです。)
しかし、この暦を作ったのはローマなのですが、ある時アウグストゥスという皇帝が
「なぜ私の生まれた8月の日数が少ないんだ!」とわがままを言いだします。
「少ないんだったら余分な2月から日数を持ってきて8月の日にちをふやしてやる!」
この訳のわからない皇帝のわがままによって、2月は28日に、8月は31日に変えられてしまったのです。
そして、8月の英語読みオーガスト( AUGUST)はこの皇帝の名前、アウグストゥスからつけられました。
困ったのは一般市民。せっかく覚えやすくなっていたのに、王様が勝手にわがまま言って日付を変えてしまったから
7月、8月、9月が31日になってしまいました。
これではわかりづらいと9月以降からまた交互になるように日数を調整しました。
そして、今のような暦が出来上がったのです。
大昔の王様のわがままが現代でもそのまま使われているというのも面白い話ですね!
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