2016.02.12
雨漏りの段階〜内部に浸透〜
外壁や屋根などに亀裂があると雨水が内部に浸透して雨漏りの原因となってしまいます。
この段階になると、早急に対応しなければ、住宅に致命的なダメージを与えることになります。
大抵の浸透は、防水シートによって室内への浸水は防ぐことができるため、家具がぬれたり、家電が故障するといった被害を避けることができます。
しかし、内部の木材を少しずつ腐敗させ、いつのまにか天井や壁に被害をもたらすことになります。
また、雨水は構造部分を伝って、室内のあらゆるところから雨漏りを発生させてしまうため、1か所発見していまったら、住宅全体を細かくチェックすることも重要です。
とくに、クローゼットや押し入れ内部など、収納箇所は目が届きにくく、また、雨漏りが起こってしまうと収納してあるもの自体に被害をもたらせてしまいます。
また、カビなどの原因にもなるため、急に異臭がするようになったり、咳き込むようになった場合は、雨漏りの可能性があるため、注意が必要です。
外壁塗装や屋根などをこまめにメンテナンスすることで浸透を未然に防ぐことが理想的ですが、地震や台風など思わぬ災害によってもたらされることもあるため、注意が必要です。