2016.01.20
高機能塗料って?〜超耐久塗料〜
外壁塗装に使う塗料にも様々な種類があります。
かつては外壁塗装と言ってもアクリル塗料が中心に使われていました。
その耐用年数は7年ほどです。
つまり、7年を経過したあたりに塗り替えをしなければなりませんでした。
その後、高機能で耐久性の優れたタイプが出てきます。
それがウレタン系やシリコン系の塗料です。
ウレタン系でいえば10年ほどは塗り替えをしなくても済みますし、シリコン系に至っては13年程度は塗り替えをしなくてもよくなります。
さらに最近は、超耐久の塗料が出回っています。
例えばフッ素系や、光触媒の塗料です。
フッ素は歯のコーティング剤としても有名ですが、それを住宅の外壁のコーティングの役割として利用するようになったのです。
コーティングに特化したものですので、20年は塗り替えが必要がありません。
一方、光触媒は表面に酸化チタンの層があり、このチタン層は紫外線と反応することにより汚れをはねのける働きがあります。
20年は塗り替え不要になります。
どちらも高価なため現在では一般家庭で超耐久のタイプで塗装することは少ないのが現状です。