2015.12.24
ツヤありとツヤ消しについて
フローリングのコーティングはツヤありとツヤ消しに分かれますが、その中間として、ツヤがある方から見て7分ツヤ、5分ツヤ(半ツヤ)、3分ツヤの3つがあり、合わせて5種類ということになります。
これはツヤをどう出すかの違いでして、成分としてはそれぞれに、エナメル系かクリヤー系かカラークリヤー系かの区別、フッソ樹脂やウレタン樹脂などの区別などがあります。
ツヤありは光沢がある仕上げのことです。
その分下地が見えてしまいやすいですから、その点に気をつけながら仕上げます。
ツヤ消しは光沢が出ないように仕上げることで、もし元々ツヤありな塗料を使ってツヤ消しをするとしますと、注意して仕上げることが必要になります。
耐久性についてはツヤの有る無しではなく、あくまでそれがフッソ樹脂なのか、アクリル樹脂なのかといった点の違いになります。
なのでツヤの有る無しで耐久性の違いはありません。
フッソ樹脂は15年から20年持ち、最も耐久性が強いです。
ツヤありはその分表面がツルツルしていますので、汚れの付きにくさではツヤ消しよりもすぐれています。
もし付いてもさっと取ることができます。
ツヤありツヤ消し、それぞれにメリットがあります。