2015.12.15
外壁塗装での色の選び方 第二弾
外壁塗装での色の選び方にはコツがあります。
建築はデジタル空間の中に画像として存在しているのではなく、実際の自然環境や都市環境の中に立体的に存在しています。
外壁塗装での色の選び方は具体的であることが望ましく、向こう三軒両隣の色や周りの緑を活かし、落ち着いた色を選ぶとうまくいきます。
外壁塗装での色の選び方は屋根の色よりもトーンを落とし、周辺環境や街並みの雰囲気に合わせた色を使うほうが見た感じが好感のもてるものになります。
日本では気候風土の特徴から屋根の色はグレー系か暖色系の色が良く似合い、ブルーやグリーンの寒色系は慎重に使わないと失敗します。
外壁の色は薄い暖色系からグレー系の中で選ぶと屋根との調和がとれて建築全体が整います。
周辺の街並みと調和させることも大切で、古い町並みには抑えた色合いを使い、市区町村が景観条例を指定しているときは、そこで定められた色を使った方が無難です。
アクセントとして部分的にトーンの強い色を使うことは一向に構いません。
建築は単独で存在するのではなく、周囲の植栽や置かれるクルマの色によってもだいぶ見た目が変わります。