2015.12.13
ダイワハウスの外壁塗装
年明けにダイワハウスの外壁塗装を控えていることもあり、
丁度いい機会なのでハウスメーカーの外壁塗装ポイント
「ダイワハウス編」をお送りします。
ダイワハウスの外壁の特徴は主成分がセメントで壁の厚みがDCウォール16mm、
DSウォールでなんと26mmもあります。
壁に厚みがあり、目地が多く、深さがあるので
壁が反りにくく割れにくい、且つコーキングも割れにくくなっています。
900mmピッチで目地コーキングがあるので、目地だけでも戸建1棟で
200mは軽くいきます。 普通の家の倍はあります。
↑ 白い部分がコーキング処理をした箇所です。
これにサッシ廻りなども合わせると、、、、、
とんでもないメーター数になるのです(汗)
ではこんな特徴を持つダイワハウスの外壁塗装で
気をつけたいポイントとは何でしょう??
それはズバリ!
「サッシ廻りのコーキング」処理の仕方です。
端的に結論をいうと増し打ちはダメです。
必ず撤去をして打ち替えてください。
(もちろん目地コーキングも全撤去ですよ)
それには理由があります。
通常のサッシ枠は壁よりも外側に出ているので
コーキングの三角打ちができます。
(三角打ちが分からない方はネットでご検索ください。)
しかしダイワハウスのサッシ枠は
御覧の通り、壁と同じぐらいのレベルで納まってます。
(枠が壁より外側に出ている幅が少ないです。)
このようなサッシ枠にコーキングを増し打ちしても
コーキングの厚みが確保されないので全く意味がありません。
(早期に割れるリスクがありますよ。)
増し打ちはダメなのでサッシ廻りは既存コーキングを撤去して打ち替えましょう。
ダイワハウスに住んでいる方で外壁塗装のお見積りを業者から
取ったことがある方。
如何です?
サッシ廻りはどのような処理になってますか?
もうひとつ気を付けたいことは
ダイワハウスの外壁の目地は一般戸建住宅の外壁目地に
比べると深いのでコーキング材を大量に使用します。
それを見越して見積もりを作成しないとどうなるか?
いざ工事が始まって予想以上にコーキングの材料代が掛ってしまった、、。
しかし自身の見立てが甘かったことが原因なので
今更お客さんに追加なんて言えない、、、。
このロスを他で補い利益を確保しなければ、、。
ちょっくら手を抜いて帳尻を合わせるか。
このような悪循環が品質の低い工事を生みます。
材料費が多く掛るのでコーキング単価も
通常より高くする必要もあるのですが、
残念ながらこのような大切な事を説明しても
ご理解がいただけず、単に「金額の高い業者」と切り捨てられた
ことも過去にあります。
安いにも高いにも理由あり。
なぜ安いのか。
なぜ高いのか。
本質を見抜こうとしてますか?
あま市、稲沢市、津島市の外壁塗装なら安心と信頼のみわ建装まで
至誠にして動かざるものは 未だこれあらざるなり