2015.12.10
クラックについてご存知ですか?
モルタル製の外壁の場合では、経年劣化によってクラック現象が起きてしまうことが目立ちます。
この現象は簡単に言えばモルタルのヒビを指しているものですが、実際にはいくつかの種類に分けることができます。
ヘアクラックと呼ばれているものがあります。
髪の毛のように非常に細いヒビが発生する内容ですが、表面の塗料の劣化によるものが多く、浸水被害などは起きにくい状態でもあります。
また、水分が蒸発してしまうことで発生してしまう乾燥クラックというものも見ることができます。
乾燥クラックはモルタルが収縮することで発生するものですが、ヒビの状態によっては速やかに補修を行うことが必要です。
次に構造クラックと呼ばれているものがあります。
このケースでは古くなってしまうと発生しやすいものになり、地盤沈下や地震などによって物理的に発生してしまう内容です。
このケースでは重大な被害が及んでしまう可能性があるので、専門業者などに依頼をした上で、最適な方法で下地調整を済ませてから、外壁塗装を行う方法で対処できます。
ヒビに関しては住宅内部を腐食させる恐れがあり、早い対応が求められています。