2015.05.14
外装調査の必要性とタイミングについて②
前回は外装調査の「必要性」についてお伝えしました。
今回は調査のタイミングの目安と一つとして「チョーキング」を紹介します。
外壁を手で触ってみると、白い粉が手についたりはしませんか?
白壁である場合には、まるで白いチョークのようなものが付着しませんか?
このような症状がある場合は、劣化被害のひとつである「チョーキング」が起こっている可能性が非常に高いと言えます。
チョーキングとは、白亜化現象とも言われます。
雨や雪、風邪、熱、紫外線などで塗装表面の樹脂が劣化してしまっていることで起こります。
原因としてあげられるのは、長期間雨や紫外線にさらされることで起こることがほとんどです。
時間と共に起こる現象「経年劣化」のひとつであるため対策も難しいのですが、紫外線に強い塗料を使用する等の工夫で被害を緩和することは可能です。
チョーキングは放置してしまえば雨漏りを引き起こす原因となる上、
外壁塗装の際は塗料が浮いたり剥がれたりしてしまう原因にもなりえます。
ですから、チョーキングが起こっている際は訪問調査を依頼すべき正しいタイミングの一つです。