2015.03.26
失敗しない塗料の色選び①
皆さん、ご自宅の外壁にはどういった色の塗料をお使いでしょうか。
最近では塗料にセルフクリーニング効果があるため、
以前に比べ、汚れの目立ちやすい色も使用しやすくなりました。
さてこの建物それぞれの特徴ともいえる外壁色ですが、
色は時として同じ色でも全く違って見えることがあります。
壁の模様や光のあたり具合、
季節の日差しの違いや周囲の色などによって、とても印象が異なるものです。
今回は失敗しない外壁の色選びについて少しご紹介致します。
■色相の鮮やかさについて
原色に近い鮮やかな色は周囲との差が強調されて、
緊張感のある景観になりがちなものです。
住宅街ではそのような色はなるべく控えたほうがいいかもしれません。
周囲に木々など植物がある場合には、
植物の葉よりも抑えた色で緑を引き立たせるとメリハリのある色になります。
■明るさについて
最近は建物の色の明るさは様々ですが、
暗い色は周囲に威圧感を与えることがあります。
近隣の建物の色使いからイメージしてみましょう。
また、面積効果で明るくなりすぎないように注意しましょう。
小さな見本でみる色と、大きな外壁に塗った時では印象が異なる事を面積効果と言います。
次回も引き続き失敗しない色選びについてご紹介したいと思います。