2021.08.31
外壁塗装で得られる断熱効果とは?遮熱との違いもご説明します!
「断熱塗料って何かな」
「断熱塗料を塗るとどんな良いことがあるんだろう」
このようにお考えの方に向けて、断熱塗料の特徴やそのメリット、また断熱と遮熱の違いについても解説します。
□断熱塗料のメリットとデメリット
*断熱塗料のメリット
断熱塗料のメリットは主に4つあります。
1つ目は、家の中を1年中過ごしやすい気温にしてくれる点です。
断熱塗料は温度の行き来を抑えるため、夏の室内温度を低く、冬の室内温度を高く維持してくれます。
2つ目は、節電・節約効果がある点です。
断熱塗料を導入した住宅ではエアコンを使いすぎなくても快適な温度になることから、節約・節電効果があります。
長期的に見れば、断熱塗装を行うことでお得になるでしょう。
3つ目は、遮音効果です。
実は断熱塗料には音を小さくする効果があります。
断熱塗料は通常の塗料と比べて塗膜が分厚く、音を反射しやすい構造になっています。
そのため、外部の音を室内に聞こえにくくする上に、屋内の生活音を外に漏れにくいようにできるのです。
道路に面している家や公園・駐車場に面している家では、騒音のストレスを感じている方も多いと思います。
こうした住宅では、断熱塗料を用いることで騒音を和らげることができるでしょう。
4つ目は、住宅全体の耐久性を保てる点です。
断熱塗料は屋外と屋内の寒暖差を小さく抑えられます。
したがって、室内の窓に結露が発生しにくくなります。
結露は住宅の耐久性を下げ、家を支える木材を腐らせてしまいます。
湿気を放置するとシロアリの繁殖の原因にもなりますから、結露は家の天敵なのです。
*断熱塗料のデメリット
断熱塗料のデメリットは、断熱効果を実感できない場合があることです。
たとえば、もともと断熱材が導入されている住宅では、新しく断熱塗装を行っても効果を実感しにくいかもしれません。
また、いくら断熱効果があるとは言っても断熱塗料は万能ではありませんので、屋根など他の原因で部屋の温度が暑くなったり寒くなったりする可能性はあります。
□断熱と遮熱の違い
断熱塗料には、文字通り断熱効果があることをご説明しました。
ところで、断熱と遮熱の違いについてご存じでしょうか。
断熱とは、屋外と屋内の熱の往来を断つことを意味します。
つまり、外からも内からも熱が漏れにくい効果があります。
一方で遮熱とは、外からの日光を遮ることを意味します。
厳密には、熱の原因である光を反射します。
したがって、家からの熱の遮断効果はありませんから、屋内の保温効果もありません。
断熱と遮熱では意味が異なるため、断熱塗装を行いたいのか、それとも遮熱塗装を行いたいのか今一度ご確認ください。
□まとめ
断熱塗料のメリットや断熱と遮熱の違いについて解説しました。
断熱塗料に遮音効果があることを知らない人は多かったのではないでしょうか。
外壁塗装に関して悩みや不安をお持ちの方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください。