2021.09.12
外壁塗装では挨拶なしでも大丈夫?トラブルを避ける方法とは?
「外壁塗装工事を依頼する予定だけど、近隣の人たちに挨拶をしておいたほうがいいのかな」
「挨拶って面倒くさいし、塗装業者が代わりにやってくれるから大丈夫だろう」
このようにお考えの方に向けて、外壁塗装工事において依頼者自身が挨拶をしておくことの重要性について解説します。
□外壁塗装を挨拶なしで済ませてもいいのか?
「外壁塗装は騒音が出ないから挨拶をしなくても良い」
これは大きな勘違いです。
外壁塗装では、通常の工事と同様に足場を組む必要があるため騒音が発生します。
また、外壁塗装特有の塗料の匂いが嫌だという方もいます。
これはシンナーの匂いですが、赤ちゃんや妊婦さんなどがいる家庭では特に神経質になっています。
加えて、工事と直接関係なくとも、工事の車や人の行き来が行われるため近隣住民にストレスを与えることになります。
特にここ最近では、テレワーク・在宅勤務の浸透を背景に、家にいる時間が増えたというサラリーマンの方が多いはずです。
ただでさえ慣れない在宅ワークでストレスを感じている中で、工事の騒音や匂いが加わることで余計に集中できなくなると感じてしまう方もいるでしょう。
そのため、近隣住民とのトラブルを避けるためにも挨拶回りをしておくことが重要なのです。
塗装の担当者も工事の前に挨拶回りを行いますが、やはり近隣住民の方々とも顔馴染みであるご依頼主様自身が挨拶回りをしておくのがより効果的です。
特に狭い路地に家が密集しているような立地であれば、なおさら挨拶回りは必須となります。
*挨拶はどうする?
挨拶と言っても難しいものではありません。
名前を名乗り、工事の具体的な期間を連絡し、どういった迷惑が考えられるかをあらかじめ伝えておくだけです。
相手側の立場になれば、「もし何かあったらすぐにご相談ください」と言われるだけでも精神的にはすごく安心しますよね。
ちょっとした挨拶をしておくだけで長期的なトラブルを避けられるのであれば、すごくお得だと思いませんか。
□近隣住民への挨拶が面倒だという人へ
近隣住民と言っても、一体どこまでが近隣住民になるのかわからないですよね。
あくまで一つの目安ですが、左右両隣、自宅の裏側、道路を挟んだ向こう側のお家の合計4軒から5軒ほどに挨拶をしておけばとりあえずは大丈夫でしょう。
向かい側のお家については、一定期間トラックが路駐するため、必ず挨拶を済ませておきましょう。
住宅の立地状況やご自宅の構造によって挨拶するべきお家は変わってくるでしょうが、とりあえず隣接住宅と向かいのお家には挨拶をしておくことが無難です。
□まとめ
今回は、外壁塗装工事において依頼者自身が近隣住民に挨拶回りをしておくことの大切さについて解説しました。
塗装の専門家として外壁の状態を改修することはできても、お客様と近隣住民の方々のトラブルに対応するのは難しいです。
外壁塗装工事を行う際は、事前に挨拶を済ませておきましょう。