2021.12.05
フローリングの大きな穴が気になる方に向けてフローリングの補修方法をご紹介します!
「家のフローリングに穴が空いてしまい、どうすれば良いのかわからない」
「フローリングの穴を放置するとどうなるのだろう」
このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、この記事では、フローリングの穴を放置する危険性と、一部補修の費用について解説します。
気になる方はぜひ参考にしてください。
□フローリングの穴を放置する危険性とは
まずは、フローリングに穴が開いてしまった場合に、放置して起きるトラブルをご紹介します。
まず、ゴミやほこりが溜まることです。
これは、美観を損ないます。
そして、時間が経つと表の単板と中の基材の間に入り込み、接着剤が劣化してしまいます。
また、フローリングの深い穴は、特にフローリング材自体を劣化させる要因になりやすいです。
特に、水回りのような日常的に水が飛び散りやすい場所は、最悪の場合、腐蝕し修繕が不可能になる可能性があります。
フローリングの穴が小さい時は、そのままで大丈夫だろうと考えてしまいます。
しかし、知らないうちに腐蝕が進む可能性が高いです。
腐蝕が進むと、指で触っただけでフローリングの表面の木がめくれてしまうような状態になってしまいます。
そうなると、フローリングの全体を張り替える必要が出るなど、一部のリペアのみでは済まなくなってしまいます。
そのため、小さな穴が生じてしまった場合は、その段階で補修を行うようにしましょう。
□フローリングの部分補修について
続いて、フローリングの一部を補修する際の方法について解説します。
まずは、フローリングの溝に沿って範囲を決めましょう。
フローリングは、一枚の板ではなく、細いフローリング材を組み合わせて貼り合わせてあります。
次に、張り替える部分をカットします。
このように、しっかり固定されているフローリング材を部分的に張り替えるには、まず張り替える部分の周囲を養生して、サネの部分ごと上からカッターでカットして、剥がします。
最後に、新しいフローリング材をはめます。
フローリングを剥がしたら、下地が平らになっているかを確認し、接着剤を塗り、同じ色味、形状にカットしたフローリング材を上からはめ込みます。
□まとめ
この記事では、フローリングの穴を放置する危険性と、一部補修の費用について解説しました。
始めは小さな穴だからと侮ってしまいがちですが、気づいたときには大きな傷になっており、取り返しがつかないことになるケースもあります。
快適な生活を送るためにも、家のトラブルはその都度補修することをおすすめします。