あま市七宝町M様邸 雨漏り補修工事
- 施工内容
- 屋根重ね張り(カバー工法)
- 施工期間
- 2週間
- 使用材料
- ガルバリウム鋼鈑
担当者からのコメント
あま市七宝町でM様邸の雨漏り補修工事を行いました。
雨漏りのご相談をいただき現地調査に伺うと、屋根材のカラーベストが割れており、屋根材の下にあるルーフィング(防水シート)も劣化して、その箇所から雨水が侵入している様子が確認できました。この様な場合、一次防水である屋根材のみ補修する方法もありますが、二次防水のルーフィングも併せて補修する方法が万全です。
また、M様のお宅は勾配が2.5寸と緩い屋根でしたが、補修前は屋根材が横葺きで施工されていました。2.5寸と緩い勾配の屋根に横葺きで屋根材を設置すると、雨水が棟から軒先へスムーズに流れずに逆流し雨漏りの原因となってしまうリスクが高いので、一般的な横葺きの場合は3.0寸勾配以上でないと施工はお勧めできません。
従って、今回の補修では棟瓦のみ撤去してから既設の屋根材のカラーベストの上に下地合板とルーフィングを張り、その上に新しい屋根材としてガルバリウム鋼鈑を立平葺きで重ね張り(カバー工法)して施工させていただきました。
M様、この度は誠にありがとうございました。
末廣 高雅 外装劣化診断士